“なぜ”を大切にする税理士ができるまで

はじめまして。
相続税専門の税理士、林昇平です。

私は、税理士としてこれまで数多くのご家族の「お別れ」と「これから」に立ち会ってきました。

その原点は、母が祖父の相続で苦労していた姿にあります。
まだ税理士でもない頃、家族の中で何が起きているのかもわからず、
母の姿を見て、「相続ってこんなにも大変なんだ」と痛感しました。

その後、私は「1人1人と向き合える仕事がしたい」と思い、税理士を志しました。
相続は、多くの人にとって人生で1度か2度の経験。
だからこそ、その不安や葛藤に真正面から寄り添える専門家でありたいと決めました。

そして、自分に子どもが生まれたとき、
「この子が大人になった未来に、何を残してあげられるだろう?」
と考えるようになりました。

その答えは、
“財産”だけではなく、“想い”をつなぐ社会を少しでもつくること。
次世代にとって、よりよい未来を残すことでした。

しかし、会社勤めでは理想とする1人1人との関わりは難しく、
本当にやりたい相続支援を実現するため、独立しました。

こうしてたどり着いたのが、
「“なぜ”に向き合う相続」という考え方——Whyサイクルです。

明日からお盆に向けて、
相続を“なぜ”から見つめ直すヒントを投稿していきます。
誰かの未来を考える、きっかけになりますように。